2025.6.21

しずスタSUMMIT 2025 開催レポート ――挑戦の地「静岡」から、その一歩が世界を変える

しずスタSUMMIT 2025 開催レポート
――挑戦の地「静岡」から、その一歩が世界を変える

2025年6月19日、静岡市。クーポール会館のロビーには、今まさに未来へ挑む顔ぶれが揃った。

起業家、アトツギ、学生、行政、投資家、首都圏スタートアップ支援者、150名を超える参加者――多様で異質なエネルギーが一つのうねりとなるのが「しずスタSUMMIT」だ。今年はSVSA設立1周年を記念した開催。会場だけで収まりきらず、パブリックビューイングやサテライトまで、あの日の静岡は“意思ある熱気”で満ちていた。

1年で、何がかたち創られたのか。

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https://shizusta-1st.peatix.com/


主なプログラム・登壇者

  • 開会挨拶

    開会挨拶で代表理事・篠原豊は語る。「挑戦の地「静岡」から、その一歩が世界を変える。」――この言葉を、現実へと育てた1年だった。


    静岡県内外の起業家支援、ネットワーク形成、資金調達サポート、ピッチイベントや勉強会の開催など、1年間の活動報告を行った。

    コ・クリエーションスペース「コクリ」を新たな拠点に、老舗もベンチャーも、地域外プロフェッショナルも一緒になって、静岡発の新しい連帯が日々生まれている。

    今年度からは、静岡市のコ・クリエーションスペース「コクリ」の運営もSVSAが担っている。コクリは会員数・月間利用者数ともに着実に成長中。スタートアップ、市内企業、首都圏企業、フリーランス、学生、行政が集い、社会的・経済的インパクトのある取り組みが次々と生まれている。

  • トヨコー 豊澤一晃社長の基調講演
    特別な感情が会場を貫いたのは、静岡発スタートアップ「トヨコー」社長・豊澤一晃の基調講演だった。地方に根ざしながらも、東証グロースへのIPOを実現したリアルな経験談――現場で汗にまみれ、「CoolLaser」技術とともに世界市場へ挑む、地方起業家の矜持が全員の胸を刺した。

  • VCパネルディスカッション
    「VCから見た地方スタートアップエコシステムの可能性」と題し、MTG Ventures 松渕祐也氏、delight ventures 坂田卓也氏、OASIS FUND 橋田一秀氏が登壇。

    VCパネルディスカッションでは、地方発イノベーションの資金調達・市場開拓の最前線が議論された。「地域課題にこそ、世界に届ける価値がある」。グローバル展開へ向けたハイブリッド戦略の重要性と、静岡固有の産業資源を核にしたクラスター化の期待論が交錯した。

  • 先進事例に学ぶ:愛知県・仙台市のスタートアップ支援戦略

  • スタートアップ・アトツギピッチ
    わずか1分。起業家やアトツギが魂を込めて自らの事業を削ぎ落とし、燃焼させる。
    「どこを削ぎ落とし、どう熱を伝えるか」――挑戦者の背中と街の未来が、わずか60秒で交錯し、観客の心拍数も自然と上がった。

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  • アトツギピッチセッション
    カネス製茶の小松さんと斎藤鐵工所の斎藤さん、静岡銀行の井出さんに登壇いただき、アトツギの苦悩や挑戦、アトツギ甲子園の経験談等を語っていただきました。

  • 行政トップセッション
    場の熱を最大限にしたのは、行政トップセッション。
    静岡県知事 鈴木康友氏、静岡市長 難波喬司氏も来場し、SVSA理事長 篠原豊氏をモデレーターに「スタートアップ先進県『静岡』に向けた行政の取り組み」について語った。

    静岡県知事と静岡市長。この二人の言葉の重みを会場は噛み締めて聴いた。「行政が本気で、起業を応援する。この熱い静岡に自分も生まれたことを幸運に思う」――そう語る参加者の瞳は、間違いなく未来を見据えていた。

    行政の強いコミットメントが示され、静岡のポテンシャルと今後の展望が共有された。

  • コミュニティ・ネットワーキング
    役職も世代も肩書きも越えて、首都圏×地方、行政×民間が本気の本音で語り合う。静岡市の「コクリ」、ピッチに立った起業家たち、地元の産業を紡ぐアトツギ、行政のリーダー――“共創”の現場が、まさにここにあった。


参加者・登壇者の声

  • 「スタートアップやアトツギの仲間から多くの刺激を受けた。静岡のポテンシャルを改めて感じ、事業者としてもっと頑張りたい」

  • 「VCや行政トップの話を直接聞くことで、地方ならではの強みと課題、そしてグローバルな視点の重要性を実感した」

  • 「次回開催があれば絶対に参加したい」「静岡の挑戦する文化をさらに盛り上げていきたい」といった声が多数寄せられました。

  • 「スタートアップ1分ピッチ、短い時間でどこを削ぎ落とすか・どう熱量を伝えるかがめちゃめちゃ勉強になりました!」

  • 「行政トップの県知事と市長のセッションは、このお二人が静岡にいてくれて、そんで私も静岡に生まれて本当によかったなぁと心から思いました!」


――まさに、“挑戦の地「静岡」”という合言葉が、この日のすべてを象徴していた。

誰もが主役になれるこの場から、地域の伝統も産業も、限界を決めず、グローバルへと踏み出す。
SVSAが生み出したオンラインコミュニティ「しずスタ」も、リアルタイムで情報が行き交い、志ある挑戦が静岡の内外で連鎖している。

すべての登壇者、参加者、そして協力くださった皆さまへ
――本当にありがとうございました。

共創の輪は、今この瞬間も広がり続けている。

静岡の挑戦は、ここからさらに加速する。

「挑戦の地『静岡』から、その一歩が世界を変える。」

次回のしずスタSUMMITで、またあなたに会いましょう。

共創の輪を、さらに広げていく

サミット後のネットワーキングや交流は、世代や業種を超えた出会いと化学反応の連続。スタートアップもアトツギも、行政も支援者も、みんなで静岡の未来を本気で語り合いました。

SVSAではSlackを活用したオンラインコミュニティ「しずスタ」も運営し、県内外の起業家・支援者がリアルタイムで情報交換・連携しています。

最後に

今回、開催にあたり多くのスポンサー企業様にご協賛いただきました。誠にありがとうございました。入会企業の企業様はこちらまでお申し込みください。

https://startup.shizuoka.jp/news/svsa-form

挑戦の地「静岡」から、その一歩が世界を変える。」。
この合言葉を胸に、これからもSVSAは挑戦と共創の輪を広げていきます。ご参加・ご登壇・ご協力くださった皆さま、本当にありがとうございました。

次回のしずスタSUMMITで、またお会いしましょう!

今後への期待

しずスタSUMMITは、スタートアップ・アトツギ・行政・支援者・投資家が一体となり、静岡の可能性と課題を率直に語り合う貴重な場となりました。

地方の伝統や産業を活かしつつ、グローバルを見据えたイノベーション創出と、外部の知見・資源を積極的に取り入れるハイブリッドな戦略の重要性が改めて確認されました。

今後もSVSAを中心に、静岡から世界へ挑戦するスタートアップ・アトツギの支援と、地域エコシステムの発展が期待されます。「挑戦の地「静岡」から、その一歩が世界を変える。」――この合言葉のもと、次回のしずスタSUMMITにもぜひご注目ください。

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