2026.6.3
静岡から社会変革を起こすスタートアップへ「出資」という新しい選択肢が始まります

静岡市より、社会課題解決およびGX・BX領域に取り組むスタートアップに向けた「出資事業」の公募が開始されました。
これは従来の補助金や委託事業とは異なり、行政が"出資者"として関わる新しいスキームです。
SVSAとしても、本取り組みは静岡のスタートアップ・エコシステムにおける重要な転換点だと捉えています。
なぜ今、この制度なのか
人口減少、地域経済の停滞、環境問題の深刻化。これらの課題は、行政単独では解決できません。
今求められているのは、「スタートアップとの共創」です。
特に以下を兼ね備えた企業が、社会変革のドライバーになります。
・新しい技術
・スケーラブルなビジネスモデル
・社会実装まで見据えた実行力
本制度のポイント(スタートアップ目線)
今回の制度は、単なる資金支援ではありません。事業成長と社会実装を同時に進めるための仕組みです。
・最大3,000万円の出資
・出資比率25%未満(経営の独立性を維持)
・共創部門/GX/BXの3領域
・随時応募(予算到達次第終了)
重要なのは「出資」である点です。
補助金と異なり、事業の成長そのものが評価され、行政と中長期で関係を築くことが前提となります。
対象となるスタートアップ像
以下のような企業は特に相性が良いと考えられます。
・PoCや社会実装フェーズに入っている
・自治体連携の実績、または強い意志がある
・GX(脱炭素・エネルギー)/BX(海洋・水産)領域に強み
・地方展開を成長戦略に組み込んでいる
また、静岡市内への拠点設置(移転含む)が要件となるため、「地方拠点戦略」を検討している企業にとっても大きな機会です。
VC・金融の観点からの意味
この制度は単なる行政施策ではありません。
・デューデリジェンスを経た"行政の信用付与"
・民間投資とのレバレッジ
・公共領域へのアクセス確保
つまり、「資金+実証フィールド+信用」を同時に獲得できる可能性があります。
SVSAとしてのスタンス
SVSAは、静岡から世界に挑戦するスタートアップを増やすことをミッションとしています。
本制度は、・社会課題解決・グロース・地域との共創を同時に実現できる、極めて稀有な機会です。
一方で、「自治体案件は遅い」「行政連携は面倒」という理由で敬遠されがちなのも事実です。
しかし本質は逆です。社会実装を伴うスタートアップこそ、これからの時代における競争優位を持ちます。
最後に
静岡は、スタートアップにとってまだ未開拓な市場です。だからこそ、「最初の成功事例」になれるチャンスがあります。
この制度を活用し、・静岡に根を張る企業・全国、そして世界へ展開する企業が生まれることを期待しています。
SVSAでは、応募検討中のスタートアップに対して、壁打ち・事業整理・申請支援を行っています。
静岡から、社会を変える挑戦を。まずはお気軽にご相談ください。

